公益財団法人 大原記念労働科学研究所
公益財団法人
大原記念労働科学研究所
The Ohara Memorial Institute for
Science of Labour

プロジェクト2:「地域との連携(倉敷、岡山)」

はじめに

1921年7月に倉敷労働科学研究所として設立された当研究所は、2021年7月に設立100周年を迎えました。百周年記念事業プロジェクト2では、改めて創業の地 倉敷とのご縁を大切に、関係を再構築し、倉敷・岡山地域の方々との連携した事業に取り組んでいます。

1.百周年記念シンポジウムを倉敷で開催しました

2021年10月7日(木)に、公益財団法人有隣会と共催 でシンポジウムを開催しました。

第65回 大原孫三郎・總一郎記念講演会
―大原記念労働科学研究所百周年記念シンポジウム―
チラシはこちらです。

テーマ

「わしらの眼は〈100〉年先が見える」

基調講演

「百年先が見えた男―大原總一郎」
江上剛氏(作家)

シンポジウム

「大原孫三郎の思いを紡ぐ労働科学研究所 ―SDGsと地域企業―」
坂本恒夫(大原記念労働科学研究所所長)
北島洋樹(同副所長)
余村朋樹(同研究部長)
 

おかげさまをもちまして、無事に終了いたしました。
KCT(倉敷ケーブルテレビ)より提供を受けた当日の模様を公開しております。

前半:基調講演[1:05:32]
後半:シンポジウム[1:44:27]

講演会の概要は2021年12月発行の「労働の科学」Vol.76No.12(100周年記念特別号)に、江上剛氏の基調講演は「労働の科学」Vol.77No.3以降に順次連載、シンポジウムの詳細は「労働の科学」Vol.77No.2に掲載されています。「労働の科学」の閲覧・購入はこちらからお願いします

2.働く人々の教育研修活動を倉敷で計画しています

当研究所が育成・養成を担ってきた「産業安全保健エキスパートR」講座や各種セミナーでの教育経験・知見を活かし、倉敷における様々な機関と協力・協働しながら、教育研修事業を展開する予定です。計画が進んだものから、順次こちらで公開いたします。

3.倉敷・岡山地域での研究活動を強化します

労研100年で培って来た知見を還元すべく、創業の地である倉敷・岡山地域企業との委託・共同研究を強化します。
2020年度には、公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院との医師の働き方に関する共同研究に着手しました。

4.G7倉敷労働雇用大臣会合開催記念シンポジウム

2023年3月 脱炭素化やデジタル化の推進など大きな構造変化の時代を迎える中、市と大原記念労働科学研究所が連携して、これからの持続可能で働きがいのある社会づくりなどをテーマにしたシンポジウムを開催します。
G7倉敷労働雇用大臣会合開催記念シンポジウム | G7倉敷労働雇用大臣会合 (g7kurashiki.jp)

2023年5月日本開催の主要国首脳会議(G7広島サミット)に合わせて行われる「G7倉敷労働雇用大臣会合」が、倉敷市で開催されることになりました。2016年のG7倉敷教育大臣会合に続き、倉敷市でのG7関係閣僚会合は2回連続となります。
倉敷市は、早くから労働科学研究や労働衛生改善に取り組んできたまちです。労働と雇用が一体となって発展してきたまちの歴史や、働く人と企業、地域が共に社会の構造変化に対応していくことの大切さを、G7倉敷労働雇用大臣会合の開催支援を通じて、広く世界に発信してまいります。
G7倉敷労働雇用大臣会合 (g7kurashiki.jp)