働く人の多様性研究グループ
研究グループの特色
現代の労働の多様性に合わせて、問題解決型の研究を推進できるよう、人間工学、健康科学、心理学、工学等を背景とした総合的な視点を重視しています。
研究者
研究グループの活動内容
安全で快適に働ける職場の実現を目的として、以下の研究活動を実施しています。例えば、職場の特性に応じた人間工学的な問題の調査と対策の提言、使用環境・状況を考慮した機器のユーザビリティの最適設計、職業ドライバ・営業ドライバの交通安全対策や仕事でおこなう自動車運転の安全に関する管理・教育のあり方の提案、などです。
研究事業
- REAL(Roken Ergonomic Assessment & Learning)
REALは、働く人々の安全と健康を守るための人間工学的な製品評価と職場の改善を主眼とした、当研究所 エルゴノミクス研究センターの事業で、働く人の多様性研究グループが他の研究グループと連携しながら取り組んでいます。 - 職場環境改善を通じたメンタルヘルス対策~職場ドック事業の取り組み~
「職場ドック」は、働きやすい環境づくりに向けた職員参加型の職場環境改善活動です。近年の職場における心理社会的要因のリスクマネジメントの研究成果などの流れを汲んで開発 されています。「職場ドック」に関心のある方はお気軽にご相談ください。
研究課題
- アシストスーツの産業への適合・有効性・将来性の研究
- オフィスワーカーの立位作業の最適化と普及方策の研究
- 自動車の自動運転におけるヒューマン-マシンコミュニケーションに関する研究
- 自動車用コネクタの国際標準化にむけた模擬作業実験
- 障がい者雇用促進と自立労働の設計
- 事業用自動車運転者の健康起因事故防止に関する労働科学研究
- 外食産業における労働安全衛生に関する実態把握と評価・改善ツールの開発