育児と研究活動に関するシンポジウム
育児や介護、貧困、障害があるなど、様々な状況が私たちの社会活動を困難にさせることがあります。そのような困難(障壁)を解決するためには、現状とその解決策について議論し、実際に行動をとることが大切です。この問題は、研究者も例外ではありません。
そこで、2024年9月に開催された日本心理学会第88回大会にて「育児中の学会参加の障壁について議論する」というシンポジウムを企画いたしました。このシンポジウムは研究者自身が当事者として具体的に経験している障壁について共有し、建設的な解説策を考えていくという意欲的な取り組みです。
シンポジウム会場では、育児中の研究者が子連れで議論に参加できるよう、マットを敷き、静かに遊べるおもちゃを用意しました。子どもたちが遊んでいる横で活発な議論がなされました。多様な人々が議論に参加し、組織や社会をより良くしていくにはどのようにすればよいか、実際的な課題と解決策について議論することができました。
シンポジウムの様子はNoteの記事をご覧ください。
→https://note.com/psy_childcare/n/n6e0f9f937f4a?sub_rt=share_b