平成時代の幕開けから現在(1989(平成元)年~ 現在)
1989(平成元)年 | 「労働科学研究用機器の整備」事業(日本アイ・ビー・エム(株)の寄付による) ・アスベスト発生源精密調査(環境庁) ・インテリジェントビルの光環境実験(建設業) ・判断に関する教育の充実に係る調査(電気供給業) ・老人と使いやすさに関する研究(電気機器製造) ・地下空間における人間心理実験(未来工学研究所) ・木村菊二編『環境測定技術ノート』[労働科学叢書85] ・高橋祐吉『企業社会と労働組合』[労働科学叢書86] ・鷲谷徹・進藤弘基・高橋祐吉・酒井一博『技術革新と労働の人間化―高齢化社会への対応をめざして』[労働科学叢書87] |
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1990(平成2)年 | 教育・国際協力部 創設 副所長に木村菊二就任 ・航空管制官の身体検査基準に関する調査(1991年まで,運輸省) ・長距離高速バスの高速道路交通事故防止対策調査(運輸省) ・給食調理員の労働環境実態調査(1995年まで,自治体) ・配電工事におけるヒューマンファクター面よりみた安全対策(1990年,1992年~1993年まで,電気供給業) ・地下空間における閉塞感の除去に関する実験研究(建設業) ・三浦豊彦『労働と健康の歴史(第6巻)』[労働科学叢書88] ・冨永洋志夫『VDT作業の物理環境』 ・労働科学研究所編『勤務時間制・交代制』[労働科学叢書89] ・ILO・スウェーデン合同産業安全審議会編著,小木和孝・天明佳臣監訳『安全,衛生,作業条件トレーニング・マニュアル』 ・高橋祐吉『企業社会と労働者』[労働科学叢書90] ・海老原勇『じん肺症―粉じんによる健康障害を予防しよう』[労研ブックレット2] ・吉竹博『現代人の疲労とメンタルヘルス」[労働科学叢書91] |
1991(平成3)年 | 11月12日 創立70周年記念シンポジウム「これからの看護労働をどうするか」(国立教育会館) 副所長に木村菊二,越河六郎就任・クロム健康影響調査(追跡調査)(自治体) ・リモートオフィスの利用が常駐勤務者に与える影響に関するヒヤリング調査(KSP創造型サテライトオフィス運営委員会) ・架空配電作業用マニピュレータシステム操作時の生体負担調査研究(電気供給業・電気機器製造業) ・判断に関する拡充に係る調査委託(電気供給業) ・クリーンルームの作業環境の調査研究(建設業) ・安全に関する現場情報の収集手法の検討と対策(1992年まで,化学工業) |
1992(平成4)年 | 海外学術交流・協力事業費(ODA)による国際協力事業開始 ・機動車の振動量に関する調査研究(郵政省) ・排気ガスの実態調査(日本道路公団) ・ハットヒヤリ事例の分析・評価に係る調査(電気供給業) ・マニピュレーター作業の人手作業との疲労度比較調査(電気供給業) ・ネガフィルムの検定作業の生体負担調査(化学工業) ・三浦豊彦『労働と健康の歴史 第7巻』[労働科学叢書92] ・藤垣裕子『ソフトウェア技術者の職業性ストレス』[労働科学叢書93] ・木村菊二『改訂増補 防じんマスクの選び方・使い方』 ・栗田健編『現代日本の労使関係』 ・越河六郎『保育と労働―保母の仕事と性格をさぐる』[労働科学叢書60改訂版] |
1993(平成5)年 | 所長に小木和孝,副所長に木村菊二就任 6月17日 第1回ISL国際フォーラム「アジアにおける現場主体の労働安全衛生改善活動へ向けて 優先課題と行動計画 (ISL国際セミナーは2003年まで継続)」(アジア文化会館) ・タイヤチェーンを装着した二輪車の振動量に関する調査研究(郵政省) ・養育院ナーシングホームにおける作業負担調査(自治体) ・中山間地域における環境保全型農業の主体形成に関する研究(日本生命財団) ・現場操作におけるヒューマンファクターの研究(電気供給業) ・原子力発電所におけるTBMの充実に係る調査(電気供給業) ・検ビン作業者の視覚機能判定(飲料製造業) ・香港労働災害現地調査(保険業) ・三浦豊彦『快適環境のフォークロア』[労働科学叢書94] ・堀口俊一『鉛―環境中の鉛と生体影響』[労働科学叢書95] |
1994(平成6)年 | 10月14日 二国間学術交流会「労働科学研究所と中国・北京市労働衛生職業病防治研究 所との学術交流会」(北京市労働衛生職業病防治研究所) ・航空管制官の高齢化に関する調査(運輸省) ・中山間地域活性化のための医療・福祉サービス等の支援方策(農林水産省) ・労働の快適化の現状と動向の調査(電気供給業) ・労働安全衛生教育のためのトレーナー用教材セットの開発(国際労働財団) ・原子力発電所における労働災害防止活動実態調査(電気供給業) ・VDT健診総合判定,健康指導および頸肩腕障害等の原因分析,改善指導(鉄鋼業) ・井上枝一郎・尾入正哲編著『サイコロジー―心理学を解き明かす』 ・高橋祐吉『労働者のライフサイクルと企業社会』[労働科学叢書96] ・眞野喜洋『高圧環境と健康』[労働科学叢書97] |
1995(平成7)年 | ・メンタルヘルス対策の在り方に関する調査研究(郵政省) ・人間感覚計測応用技術の研究開発(1997年まで,人間生活工学研究センター) ・未来型軽労化農業技術確立のため基礎技術開発に関する総合研究(1999年まで,農林水産省) ・交代制勤務・深夜勤務の影響についての調査研究(電気供給業) ・中高年齢化に向けての作業負担評価指標づくり(自動車製造業) ・フィリピンの中小企業における労働条件改善(ILOアジア太平洋総局) ・野沢浩『労使紛争処理システムの現代的課題』[労働科学叢書98] ・連合女性局編『女性の労働・生活時間』[労働科学叢書99] ・桐原葆見『疲労と精神衛生』[労働科学叢書100] ・産衛学会・労働者体力問題研究会編『職場における体力・健康づくり』[労働科学叢書101] |
1996(平成8)年 | 7月2~3日 創立75周年記念国際シンポジウム「産業労働のこれからの共通課題」(東京医科大学付属病院) ILOの委託でWISEのプロジェクトに参画 ヴェトナム農村の生活・労働条件改善に関する実験的研究―住民参加型アプローチの支援(1996年まで,トヨタ財団) ・障害者職業能力評価のためのワークサンプルの開発業務(自治体) ・中山間地域活性化のため医療・福祉サービス等の支援方策(農業総合研究所) ・病院等における針刺し事故の防止対策マニュアルの作成委託(地方公務員災害補償基金) ・ヒューマンファクターと原子力発電所の運転安全に関する調査(原子力発電技術機構) ・当直勤務が人間に与える影響の調査(電気供給業) ・自動車走行における運転者の挙動と疲労に関する研究(自動車製造業) ・化学物質の開発時におけるアセスメント手法の策定調査(日本化学工業協会) ・看護職員の労働負担と健康影響に関する調査(自治労) ・三浦豊彦『労働観のクロニカル』[労働科学叢書102] ・遠藤幸男『就業構造の変化と労働者の生活』[労働科学叢書103] ・海老原勇『建設労働と石綿・アスベスト』[労研ブックレット3] ・中明賢二『わかる化学物質管理の方法』[職場改善シリーズ1] ・奥井禮喜『いきいき人生設計プログラム』 ・奥井禮喜『衣食足りて組合はどこへ行くか』 |
1997(平成9)年 | 副所長に酒井一博就任 ・勤務形態と健康に関する調査研究(郵政省) ・料金所の環境調査及び健康に及ぼす影響の調査研究(首都高速道路公団) ・排気ガスの実態調査(日本道路公団) ・高照度光照明が交代勤務者に及ぼす影響に関する調査研究(電気供給業) ・発電所運用に関する人間特性の調査実態(電気供給業) ・職場改善のためのアクションチェックリスト試行と結果解析(金属製品製造業) ・堀口俊一『環境中の鉛と生体影響』 ・小木和孝・藤野明宏・加地浩訳『労働における安全と保健』[労働科学叢書104] ・三浦豊彦『日本人はこんなに働いていた』[労働科学叢書105] ・木村菊二『新・防じんマスクの選び方・使い方』 |
1998(平成10)年 | ILO委託の委託でフィリピンにおけるWISPED立ち上げのための計画立案に参画 ・高齢社会共生体験の普及方策検討(建設省) ・業務に関連する化学物質による疾病の情報収集システムに関する調査研究(日本化学工業協会) ・交代制勤務者の睡眠とライフスタイルに関する調査(電力中央研究所) ・人間感覚データーベース構築モデル事業(1999年まで,人間生活工学研究センター) ・高齢化対応から見た職場内コミュニケーションの実態調査(中央労働災害防止協会) ・サーカデイアン照明法の有効性に関する研究(1999年まで,電気供給業) ・災害防止に関わる情報収集及び解析方法にかかる調査(1999年まで,電気供給業) ・自動車運転におけるマンマシーンインターフェース(自動車製造業) ・国際労働事務局(ILO)編・小木和孝訳『人間工学チェックポイント』 ・窪田悟『液晶ディスプレイの生態学』 ・日本人間工学会FPDの人間工学ガイドライン検討委員会編「ノートパソコン利用の人間工学ガイドライン』 ・古賀一男『眼球運動実験ミニ・ハンドブック』 |
1999(平成11)年 | 所長に酒井一博就任 ・障害者雇用促進のための職場改善事例の解析(日本障害者雇用促進協会) ・建設作業現場の事故誘因環境条件および作業状況抽出の調査(人間生活工学研究センター) ・ヴェトナム農村の生活・労働条件改善に関する実践的研究―住民参加型アプローチの支援(トヨタ財団,ヒラヤマ財団) ・交代制勤務に係る人間特性の調査研究(電気供給業) ・ヒューマンエラーの関与したトラブル事例の調査研究(電気供給業) ・居眠り検出技術に関する表情評定についての研究(自動車製造業) ・柳田公佑『お酒の問題Q&A』 ・高橋祐吉『現代日本の労働問題』 ・津金昌一郎監修,花岡知之編『環境発がんのブラックボックスをさぐる』 ・青山英康・小木和孝他監修『職場改善のための安全衛生実践マニュアル』 |
2000(平成12)年 | ・パートタイム労働実態調査(自治体) ・高年齢労働者のVDT作業における使用機器・作業方法等についての問題点の調査(中央労働災害防止協会) ・テレワークの労働安全衛生管理の実態に関する調査研究(中央労働災害防止協会) ・建設場面における危険領域調査(人間生活工学研究センター) ・加齢を要因とするヒューマンエラーの防止に関する研究(2002年まで,電気供給業) ・高照度光と仮眠の負担緩和効果についての検討(電気供給業) ・感電災害防止に関わるヒューマンファクターズの検討(電気供給業) ・看護現場実態調査・解析(日本医療労働組合連合会) ・栗田明良『中山間地域の高齢者福祉』[労働科学叢書106] ・大倉元宏編著・村上琢磨著『目の不自由な方にあなたの腕を貸してください』 ・ヨセファ・イオテイコ著,芦澤正見訳『労働科学の方法』[労働科学叢書107] ・野沢浩『紛争処理システムと雇用権法』[労働科学叢書108] |
2001(平成13)年 | 7月11日 創立80周年記念講演会「21世紀の労働科学を考える 80年の時間を超えて」(JILホール) 所長に前原直樹,副所長に酒井知彦就任 ・原子力発電施設安全性実証解析(2003年まで,電気供給業) ・生産場面基準化に関する現場調査(人間生活工学研究センター) ・トラブルに係るヒューマンファクターの現状調査(電気供給業) ・タイ国の安全衛生マネジメントのレビュー(世界銀行) ・日本産業衛生学会労働者体力問題研究会編『職場の体力・健康づくりの展開と効果』[労働科学叢書109] ・桐原葆見『疲労と精神衛生』[労働科学叢書100復刻新版] ・井上枝一郎編著『心理学の理解』 |
2002(平成14)年 | 「メコンデルタ地域における環境・労働・生活改善プログラムへの支援とその多角的応用」についてベトナムと共同研究(2004年まで,グローバル500賞受賞記念,トヨタ環境活動助成プログラム) ・グループホームにおける夜間勤務交代制の調査(日本労務研究所) ・注射事故に関する事故防止対策の立案(全日本民主医療機関連合会) ・当直勤務の負担緩和方策の有効性の検証に関する研究(電気供給業) ・排気ガスの実態調査及び特別健康診断(料金収受員の健康調査)(日本道路公団) ・安全風土評価に伴なう具体的な改善策の提言に関する調査(電気供給業) ・労研監訳『ILO産業安全保健エンサイクロペディア第Ⅰ巻』(労働調査会) ・小木和孝監修,川上剛・原邦夫・伊藤昭好著『すぐできる安全衛生マネジメントシステム』[安全と健康実践ガイド1] ・木村菊二『ほこりとともに50年』 ・越河六郎・藤井亀『労働と健康の調和―CFSI(蓄積的疲労徴候インデックス)マニュアル』 ・海老原勇『じん肺症I―珪肺症およびその他のじん肺』[労働科学叢書110] |
2003(平成15)年 | 理事長に林雄二郎就任 ・地域産業保健センターの活動指標及び実践的産業保健サービスのあり方に関する研究(日本橋医師会) ・産業現場におけるエルゴノミクス(人間工学)手法の活用に関する調査研究(中央労働災害防止協会) ・麻酔科医の長時間勤務と改善についての調査研究(日本麻酔科学会) ・発電所要員に対するヒューマンファクター教育のあり方に関する調査研究(2005年まで,電気供給業) ・原子力発電所における当直勤務評価に関する研究(電気供給業) ・作業環境中有機溶剤の固体捕集―加熱脱着―GC/FID分析手法に関する基礎的研究(電気機器製造業) ・車間距離制御におけるヒューマンインターフェース(自動車製造業) ・WEBにおける最適文字サイズ及びコントラストに関する文献調査(機械製造業) ・給食調理員の指曲がり症に関する疫学調査(自治労) ・労研監訳『ILO産業安全保健エンサイクロペディア第Ⅱ巻・第Ⅲ巻』(労働調査会) ・山本剛夫監訳『現場に役立つ騒音対策』 |
2004(平成16)年 | 慢性疲労の発現・進展・回復プロセスの機序解明と予防に関する労働科学研究を開始(2008年まで,文部科学省特定奨励費) EUと日本のシステム災害・労働環境の問題点とその革新的予防方策に関する比較研究(2005年まで,日本学術振興会) ・航空管制官の適性検査に関する調査 (2005年まで,航空交通管制協会) ・「トラック運転手用疲労蓄積自己診断チェックリスト」開発業務(全日本トラック協会) ・ヒューマンファクター教育ツールの開発研究(電気供給業) ・住宅向け輻射冷房性能評価試験のうち生理指標計測及び分析研究(電気供給業) ・高齢者の運転特性《行動・最適値》に関する研究(自動車製造業) ・大画面テレビの新しい画質評価方法に関する人間工学的見地からの検討(電気機器製造業) ・異常時エラーのメカニズムに関する調査・研究(鉄道業) ・安全文化醸成のための基礎資料取得調査(2006年まで,鉄鋼業) ・中小事業場のための労働安全衛生マネジメントシステム規格及び導入実践に関する調査(連合) ・労研監訳『ILO産業安全保健エンサイクロペディア第Ⅳ巻』(労働調査会) ・瀬尾明彦・小木和孝監訳『表面筋電図の人間工学応用』 ・野村茂『産業医学100話―働く人の健康と病気』 ・山田信也・二塚信編著,前田節雄・榊原久孝・原田規章著『手腕振動障害―その疫学・病態から予防まで』[労働科学叢書111] |
2005(平成17)年 | 「アジアにおける医療従事者の職場リスク低減のための介入ツールの開発」トヨタ財団「アジア隣人ネットワーク」助成 日本経団連国際協力センター「アジア諸国経営者団体との共同研究事業」の企業レベルにおけるOHSMSとペストプラクティスに関する共同調査研究に参加 新興分野人材養成「産業安全保健エキスパート養成コース」開設(2009年まで,科学技術振興機構調整費) ・ストレス管理モジュール―航空管制業務関連調査(航空保安大学校) ・共同研究ワークショップ―南アジア地域及びアセアン・北東アジア地域(日本経団連国際協力センター) ・成田国際空港のB滑走路北伸に伴う管制運用要件調査(航空交通管制協会) ・原子力発電所の職場における業務実態及び繁忙感に関する調査(電気供給業) ・当直勤務形態変更に伴う影響の研究(電気供給業) ・ドライバの衝突回避行動の影響要因に関する研究(自動車製造業) ・大画面テレビの新しい画質評価方法に関する人間工学的見地からの検討(電気機器製造業) ・列車運転作業時における抗ヒスタミン薬の効果に関する研究(医薬品製造業) ・看護の質向上と医療事故防止のための施策立案に関する調査研究(全日本民主医療機関連合会) ・清掃職場における腰痛症と作業環境に関する調査(自治労) ・日本産業衛生学会生涯教育委員会編『産業保健専門職のための生涯教育ガイド』 ・労働科学研究所編『医療事故を防ぐ』[ISL Paperbacks 1] ・労働科学研究所編『感染症リスクと企業リスクマネジメント』[ISL Paperbacks 2] ・原邦夫『国連化学品分類・表示勧告の利用方法』[ISL Paperbacks 3] ・鈴木安名『人事・総務担当者のためのメンタルヘルス読本』[ISL Paperbacks 4] ・中川伸一『「安全バカ」奮戦記―企業内安全衛生管理者の活動記録』[ISL Paperbacks5] |
2006(平成18)年 | 3月 海上労働科学研究所 法人見直し政策の一環で解散 上海応用技術学院と労研との共催で企業向け安全教育プログラム(上海市) 第2回アジア医療従事者安全衛生ワークショップ(北九州市,トヨタ財団「アジア隣人ネットワーク」助成) 12月1日 創立85周年記念事業連続セミナー第1回~第25回 (2006~2008年) ・原子力発電所の職場における繁忙感に関する調査(電気供給業) ・職業運転手高齢化政策とHMI(自動車製造業) ・労働時間の管理実態調査(ロジ東京協同組合) ・太田垣瑞一郎・越河六郎編『労働の生産性―桐原葆見の労働科学』 ・飯田裕康『実践エラーマネジメント―医療事故事例から組織的対応を考える』 ・野村茂『改訂 産業医学100話』 |
2007(平成19)年 | 所長に酒井一博,副所長に北島洋樹・吉川徹就任 5月 第3回アジア医療従事者安全衛生ワークショップ(タイ・マヒドン大学) 中国におけるプラントシステムの安全確保のための技術的基盤構築に関する調査研究(文部科学省科研費) 医療事故防止のための対策指向モニタリングシステムの有効性に関する国際共同研究(文部科学省科研費) 移住労働者の労働と健康に関する国内的課題,国際的課題に関する研究(厚生労働省科研費) ・学校給食センターにおける作業負担・作業環境に関する調査研究(自治体) ・火力発電所における安全文化調査 (2011年現在継続中)(火力原子力発電技術協会) ・組立作業における上肢作業負担の数値限界に関する実験(自動車製造業) ・ヒューマンエラー分析手法等に関する調査(電気供給業) ・木村菊二『防じんマスク―適正な選び方,有効な使い方』 |
2008(平成20)年 | 5月 マヒドン大学公衆衛生学部労働安全衛生学教室との研究協定締結30周年記念式典(バンコク) ・自動車運送事業における運転者の健康状態に起因する事故の調査研究(国土交通省) ・「看護職員の労働と健康に関する緊急実態調査」にかかる調査・分析(自治労) ・組織の安全性向上プログラムの開発(鉄鋼業) ・原子力発電所の職場における繁忙感に関する調査(電気供給業) ・ヒューマンエラー事例に関する分析調査(ガス業) ・意識レベルの評価と覚醒手法に関する研究(自動車製造業) ・時間外労働等緊急実態調査(日本看護協会) ・新規若年労働者の安全確保に係わる調査研究(日本鉄鋼連盟) ・野村茂『産業医学いまむかし―日本産業医学の100年』 ・矢野栄二編著『雇用形態多様化と労働者の健康』 ・越河六郎・藤井亀編『労働の生産性(第2部)桐原葆見の教育・技術論』 |
2009(平成21)年 | JICA「母子保健向上を目的とする医療施設能力強化プロジェクト」協力(2011年まで) 第1回日韓参加型産業保健トレーニングショップ(東京) 小木和孝が国際産業保健学会(ICOH)会長に選出 理事長に塩谷隆英就任 ・末梢静脈ルート確保に関する医療従事者のストレスフリーな医療器材の評価実験(医療機器製造業) ・安全性向上に関わる調査(ヒヤリング調査)(建設業) ・「ヒューマンファクター教育に関する調査」に係る内容等の調査検討(電気供給業) ・組織の安全性向上プログラムの開発(上期・下期)(鉄鋼業) ・岸玲子編『『人間らしい労働』と『生活の質』の調和―働き方の新しい制度設計を考える』 ・吉川徹編『医療施設等におけるメンタルヘルス向上のための職場環境改善チェックリスト』 ・川上剛編著,吉川徹・和田耕治訳『中小企業における新型インフルエンザ対策アクションマニュアル』 |
2010(平成22)年 | 第2回日韓参加型産業保健トレーニングワークショップ(韓国・原州市) 「参加型改善活動を学ぶ国際研修(メコンデルタプログラム)」10周年記念大会(ベトナム・カント市) ・医師の労働時間の設計基準に関する現場実証調査研究(ステップ1,2)(日本医師会) ・当直勤務形態変更に伴う影響緩和の調査研究(電力供給業) ・景観に調和した地熱発電所のあり方に関するアンケート調査票作成(火力原子力発電技術協会) ・貨物船上の荷役作業における転落事故防止対策に関する研究(貨物運送業) ・「16時間夜勤における効果的な仮眠の取り方」にかかる調査・分析(自治体) ・和田耕治・吉川徹『呼吸用防護具フィットテスト・トレーニングブック』 |
2011(平成23)年 | 1月 産業医科大学と共催して労研特別セミナー「企業における健康影響評価(HIA)の活用」を実施 2月 第3回日韓参加型産業保健トレーニングワークショップ(四日市市) 3月18日 労研からのメッセージ「東日本大震災被災者へのお見舞と労研ができること」を発表 3月19日 「復旧に関わる人のための呼吸器防護に関する緊急特別セミナー」を開催 7月1~2日 創立90周年記念特別企画(夏期)「働き方の近未来と新しい労働科学」(国立女性教育会館) 11月 創立90周年記念特別号(労働の科学第66巻第12号) 11月18日 創立90周年記念特別企画(秋期)「発展する労働科学と社会貢献」(東海大学校友会館) |
2012(平成24)年 | 4月 公益財団法人労働科学研究所となる |
2015(平成27)年 | 9月 名称を公益財団法人大原記念労働科学研究所と変更して東京都渋谷区に移転 |