速報!大阪セミナー開催の報告「なぜ あなたの職場は忙しいの?」

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2009年度 労働科学研究所セミナー 開催報告

「なぜ あなたの職場は忙しいの?~忙しさと組織要因~」が2009年10月15日(木)大阪で開催されました。

(次回、同様のセミナーを2009年10月30日(金)に東京で開催予定です→詳細はこちら

 

 

今回のセミナーでは、労働科学研究所がこれまで行ってきた「繁忙感に関する研究」の経験からその現状を紹介し、参加者と共に「繁忙感とはなにか」について多面的に学ぶセミナーとなりました。参加者から熱心が質問が寄せられました。

セミナーでは、システム安全グループの余村研究員が繁忙感の疑似体験として「飛行機の製造」を3つのグループワークで行いました。

余村研究員から与えられた課題は、“1機の飛行機を3つの工場(グループ)で作る”ことです。それぞれの工場(グループ)には飛行機の部品が与えられています。しかし、与えられた部品が飛行機のどの部分なのかはわかりません。制限時間は50分間です。

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各工場はそれぞれのミーティング(グループワーク)で与えられた部品が飛行機のどの部分なのかを検討します。そして、手に負えない時は工場長ミーティングで確認し合います。さて、結果は如何に?

今回は、情報のやり取りの忙しさや阻害要因など組織的な要因を体験してもらいました。

参加者からは、「こんな部品は飛行機のどこかわからない」、「なんか忙しい」、「こりゃわからんわ」、「やったー出来たさすが工場長」などなど。中には「なんでここまで来て(セミナーに参加して)こんな忙しい経験をしなくてはならない」との声まで。でも、皆さんとても楽しそうでした。

最後はグループ毎に繁忙感の要因をまとめ発表を行いました。そして余村研究員が発表された繁忙感の要因について回答しセミナーを終了しました。

次回は東京開催10月30日(金)です。皆様のご参加をお待ちしております。

労働科学研究所セミナー・研修のご案内

「なぜ あなたの職場は忙しいの?-忙しさと組織要因-」案内(PDF:363KB)

現在,様々な産業分野において大事故が続発しています。このような事故は多くの要因が複雑に絡みあって発生していますが,当事者の現場従業員は,「忙しく てついうっかり」「忙し過ぎてチェックを怠った」などと“繁忙感”の存在を一因として報告することが少なくありません。客観的な業務量に関わらず,当事者 が「忙しい」と強く感じていれば,記憶や判断等のエラーに繋がりかねず,安全を確保する上では看過出来ない問題となります。

我々は,この繁忙感について調査研究を行ってきました。その結果,繁忙感の現れ方は,単純な業務量のみではなく,業務の発生の仕方や業務の質,マネジメントを含めた業務環境など,幅広い状況を映し出すものであることが分かってきました。

繁忙感によるヒューマンエラーを減少させるためには,繁忙感をコントロールする必要があります。このように業務を行う者を取り巻く組織環境を総合的に捉え ることにより,繁忙感に影響を与える要因が明確になり,これらをコントロールすることで過剰な繁忙感を削減することが可能です(セミナー案内から)。

(維持会員の参加は無料、一般は有料)

情報掲載 2009年10月15日、労研維持会