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産業安全保健ハンドブック

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[編集委員]
小木和孝  編集代表
圓藤吟史・大久保利晃・岸 玲子・河野啓子
酒井一博・櫻井治彦・名古屋俊士・山田誠二

発行日:2013年5月10日
A4函入り・1,332頁
定価:本体50,000円+税
ISBN:978-4-89760-323-0 C3547

  ◎ 序文目次

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◆産業安全保健活動にかかわる項目を網羅した充実の構成
◆安全衛生の領域で活動する各界の第一線の執筆陣272名が372項目を書き下ろし
◆4頁と2頁の見開きレイアウト、多数の図表・写真の挿入で読みやすく、使いやすく
◆「大震災被災地の安全と健康」の付章を設け、23編の事例収載
◆本文 横2段組み 索引付/付録 DVD-ROM(カラー版)

最新版の現場ガイド、新機軸の構成1952年に初めて出版されてから、労働科学研究所によるハンドブック・シリーズがこの分野の現場ガイドの役目を果たしてきました。この最新版が『産業安全保健ハンドブック』です。

現場活動で参照する項目ごとに、今の知見の要約と取り組み方を見開き2頁あるいは4頁で解説する新機軸の構成です。働く人の安全と健康を支える多くの方々の座右のガイドとして活用しやすくなっています。

課題ごとの解説、活用に大きな利点働く現場の多様な就労条件に適した安全保健活動をすすめるには、働き方に合わせた改善方策の多面的・包括的な取り組みと、労使の直接参加に使いやすい実践的なツールの活用が国内外の共通した動向です。その動向を反映した現場実践にあたって、課題ごとにまとめられた解説で現場における取り上げ方、幅広い活動の取り組み方を読み解けるのが『産業安全保健ハンドブック』の大きな利点です。

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(執筆者 272名 50音順)
相澤好治, 相田利雄, 青山英康, 青山平八, 赤堀正成, 浅沼信治, 飛鳥滋, 飛鳥田一朗, 安福愼一, 阿部研二, 荒木敦子, 荒木葉子, 荒木田美香子, 有藤平八郎, 安西愈, 飯田勝泰, 池上徹, 池田智子, 池田博康, 池田良夫, 池田正之, 石川雄一, 石田敏郎, 石松維世, 井須尚紀, 井谷徹, 市原学, 井出玲子, 伊藤昭好, 井上幸紀, 井上耕三, 井上枝一郎, 井上仁郎, 井上素行, 今井鉄平, 今村聡, 岩切一幸, 岩崎毅, 岩崎常人, 岩田全充, 岩本充史, 上田厚, 上畑鉄之丞, 臼井伸之介, 内山巌雄, 宇土博, 梅崎重夫, 梅村朋弘, 榎原毅, 海老原勇, 圓藤吟史, 圓藤陽子, 尾入正哲, 大神明, 大川匡子, 大久保利晃, 大久保靖司, 大西健児, 大橋信夫, 大前和幸, 大藪貴子, 岡田章, 小川輝繁, 小川康恭, 奥野勉, 奥村隆志, 小澤乃智子, 落合信寿, 小野道實, 小野雄一郎, 小山秀紀, 垣本由紀子, 笠原悦夫, 梶木繁之, 梶原隆芳, 加藤誠也, 加藤隆康, 亀田高志, 川上剛, 川上憲人, 河津雄一郎, 川名一夫, 川野政彦, 神田玲子, 菅野渉平, 菊池昭, 木坂勝司, 岸玲子, 岸田孝弥, 岸田春美, 北島洋樹, 金良昊, 木村菊二, 肝付邦憲, 日下幸則, 久保達彦, 熊谷信二, 神代雅晴, 倉林るみい, 車谷典男, 黒木和志郎, 甲田茂樹, 河野啓子, 古賀才博, 小木和孝, 小島政章, 小竹重信, 後藤博俊, 後藤由紀, 小西淑人, 小林繁男, 小松原明哲, 近藤加代子, 近藤雄二, 西條泰明, 斉藤進, 酒井一博, 坂元尚文, 櫻井治彦, 佐々木敏, 佐々木司, 指原俊介, 佐藤洋, 澤田晋一, 澤田亨, 施桂栄, 椎原康史, 島津明人, 島津美由紀, 清水靖仁, 朱宮徹, 庄司卓郎, 城内博, 庄野文章, 白川修一郎, 菅沼成文, 杉藤素子, 杉山眞紀, >鈴木一弥, 鈴木亨, 鈴木英孝, 住德松子, 瀬尾明彦, 外山みどり, 垰田和史, 高岡弘幸, 髙田志郎, 高野研一, 高橋正也, 高橋祐吉, 竹内康浩, 武田繁夫, >武谷雄二, 武林亨, 立花正一, 立石肇, 田中茂, 谷川武, 谷口初美, 谷山佳津子, 玉浦裕, 田村昌三, 淡野桜子, 堤明純>, 角田正史, 天明佳臣, 床次眞司, 戸津崎貴文, 土肥誠太郎, 外山尚紀, 内藤堅志, 中明賢二, 長井聡里, 仲尾豊樹, 中川伸一, 中島圭子, 中島康之, 永田頌史, 永田竜朗, 永田久雄, 中谷敦, 長見まき子, 中元健吾, 名古屋俊士, 夏目誠, 名取雄司, 奈良井理恵, 錦戸典子, 西野濃, 野口和彦, 野口淳, 埜中征哉, 野見山哲生, 野呂影勇, 芳賀繁, 橋本晴男, 長谷川紀子, 林剛司, 原邦夫, 原田正純, 板東武彦, 東敏昭, 久永直見, 久宗周二, 平田衛, 広瀬俊雄, 廣部一彦, 福成雄三, 藤掛和広, 藤田雄三, 藤野善久, 二塚信, 古河泰, 古谷杉郎, 寶珠山務, 星川欣孝, 細田聡, 細田正洋, 保利一, 堀内光子, 堀江正知, 堀江祐範, 前田節雄, 前田豊, 増田優, 松為信雄, 松浦倫子, 松下敏夫, 松田晋哉, 松田文子, 的場恒孝, 眞野喜洋, 間宮直樹, 三上行生, 三木明子, 皆本景子, 宮尾克, 三宅晋司, 宮本俊明, 宮本比呂志, 明星敏彦, 向井希宏, 向殿政男, 武藤孝司, 村上稔, 村田克, 毛利一平, 望月由佳, 森晃爾, 森本泰夫, 柳延亮, 矢野栄二, 矢野友三郎, 八幡勝也, 八幡成美, 山田誠二, 大和浩, 山野優子, 山本和義, 結城命夫, 湯原幹男, 吉川悦子, 吉川徹, 吉田勉, 吉武良治, 余村朋樹, 蓮花一己, 若倉正英, 鷲谷徹, 和田攻, 和田耕治, 渡邊邦明
付章
, 石井美恵子, 太田寛, 菅野誠一郎, 北島洋樹, 清本芳史, 甲田茂樹, 小島政章, 酒井一博, 佐々木毅, 自治労, 福島県本部, 篠原也寸志, 清水靖仁, 申紅仙, 瀬口弥生, 鷹屋光俊, 高山義浩, 竹信三恵子, 津野香奈美, 外山尚紀, 中村憲司, 西田一美, 藤垣裕子, 細田聡, 松ヶ迫剛, 森晃爾, 門間孝一, 矢内勝, 吉川徹, 毛利一平, 労働科学研究所研究部

 私のおすすめポイント! 読者の声より

渡辺芳明さん(中国電力)  「明治維新後の安全衛生のあゆみがよくわかった」

watanabe2 産業安全保健ハンドブックは片手で持つと手首を痛めそうな重厚なものですが,300人の著者の熱い思いの重さに違いありません。私の読後感をお伝えします。
まず,テーマに数枚でコンパクトに解説されており,おいしいところからいただけます。また,ものの見方が多面的であり,全体を俯瞰できます。更に,本ハンドブックは5度目の改訂です。明治維新後の安全衛生のあゆみを紐解いてくれます。まさに歴史に学ぶことができます

野中幹男さん((一社)全国労働安全衛生研究会副代表) 「命と健康を守る」

nonaka2 「自治体職場は労働安全衛生の無法地帯」と揶揄されて久しい。労働組合の最大の任務である組合員の「生命と健康を守る」活動、労働安全衛生が、残念ながらまだまだ不十分でしかない。多くの職種の組合員を抱えがゆえに、多岐にわたる事象に対処するのは大変な知識と労力を要してきた。
ところが本書は、広範な分野・多面的な解説との扱い易さも相まって、容易に解決策への道筋を示してくれる。組織規模の大小にかかわらずに、労働組合にはぜひ備えていただきたい一冊である。

  

編集委員の声 (労働の科学68巻6月俯瞰より)
最新版『産業安全保健ハンドブック』の活用
小木 和孝(国際産業保健学会(ICOH) 会長労働科学研究所 主管研究員)
  産業安全保健分野のハンドブック刊行が、新しい節目を迎えました。1952年に『労働安全衛生ハンドブック』が初めて出てから、労働科学研究所によるハンドブック・シリーズがこの分野の現場ガイドの役目を果たしてきましたが、その新版がこの5月に『産業安全保健ハンドブック』として刊行されました。現場活動で参照する項目ごとに、今の知見の要約と取り組み方を見開き2~4頁で解説する構成が新機軸です。働く人の安全健康を支える多くの方々の座右のガイド書として活用しやすくなっています。
働く現場の多様化が今の特徴です。多彩な就労条件に適した安全保健活動をすすめるには、働き方に合わせた改善方策を多面的に、包括的に取り上げていく必要があります。そこで、安全・健康に影響するさまざまな環境要因、心理社会要因、勤務時間、ワークライフバランスなど多領域のリスクに対処するためにも、また法制度やマネジメントシステムの現状と効果的な手順を理解するためにも、課題ごとに現場向きにまとめられた解説で現場における取り上げ方を読み解けるのが、ハンドブックの大きな利点です。
ハンドブックは、読者それぞれの読み方で利用するものですが、この新版の特徴から、一つには多領域にわたる課題理解のレベルアップを図る読み方に、もう一つには、現場の問題解決にあたっての力点のおき方を知ることに、有用です。
多領域にわたる活動のレベルアップには、ハンドブックの関連項目を選んで通覧することがすすめられます。今の産業現場で重要なのが、安全保健の効果的な活動を幅広く労使に助言・支援する役割です。産業現場の安全・健康ニーズに合わせ参照しやすい項目に整理してある新版の特徴を生かして、過重労働から安全・環境対策、心理社会要因からワークライフ条件にわたる幅広い助言・支援の向上に、選んだ項目をいくつも通覧していくことができます。
もう一つの助言・支援の力点のおき方を知る上では、新版で項目ごとの構成を統一したことが役立ちます。項目ごとに、意義、評価法、取り組み方、安全保健担当者・専門職の心得に分けて記述する構成を統一しているからです。項目ごとの課題解決に担当者・専門職としてどこに力点をおいて支えるかが、第一線の執筆者の経験から具体的に述べられている点が、とくに参考になります。こうした利点は、272人の執筆陣による372項目にわたる内容に、よく反映されています。
なお、編集中に起こった東日本大震災の復興支援における安全保健活動の報告が付章に述べられています。緊急時への備えと、ニーズに応じた取り組みに欠かせない、貴重な示唆を読み取れます。
職域の安全保健活動では、包括的な取り組みと、労使の直接参加に使いやすい実践的なツールの活用が、国内外の今の共通した動向です。今の動向を反映した現場実践を目標にするさいに、幅広い活動に合わせて課題別に取り上げ方と力点を解説するハンドブックの活用が期待されます。 


 

人間生活工学研究センター[HQL]発行の雑誌「人間生活工学(VOl.14 No.2(2013.9))」に、労研所長の酒井一博が執筆した「労研版産業安全保健ハンドブックの読み方・使い方」が掲載されました。大変、コンパクトに、活用方法が解説されていますので、ぜひ、ご一読ください。