鉄道駅実験
鉄道駅における実験結果
●プロトコルデータ
プロトコルを(1)行動の計画、(2)迷い、(3)確認、などの
カテゴリーに分類し、「迷い」が生じた前後のカテゴリー間の変化を分析した。以下は高齢被験者の一例である。
●迷ったら計画を立て直す、
●確認を繰り返すことで迷いを解消している 、ことがうかがえる。
●プロトコル・行動・券売機の関係
課題:液晶タッチパネル型券売機を用いて、隣接駅までの切符を2枚買う。
被験者(高齢者/若者)がどのような手順で(プロトコル)実行しようとして、実際にどんな行動をし(行動)をしたかをグラフで示します。またこれらに券売機の表示がどのような影響を与えたかを検討しました。
→は因果関係が推定される項目間の関係を示します。
・高齢者の例
・若者の例
高齢者は「~をしよう。~をしたい」という計画の段階が長く続き、なかなか行動を起こさない事が示唆されます。
若者は、「計画」、(行動)、迷い、(行動)、「確認」というサイクルが頻繁に見られ、試行錯誤的に行動することで課題を遂行していることがうかがわれます。
高齢者も、若者も「目的地までの金額が分からない」「ボタンが分からない」などの同じ様な「迷い」を持ちますが、若者はとりあえず行動することによって、新たな情報を得て、それを元にまた新たな行動を起こして問題を解決しています。
若者は高齢者よりも、券売機との「対話」(インタラクション)が上手であることが推測されます。
逆に考えると、高齢者によって分かりやすく使いやすい券売機にするためには、「対話」をしやすくする必要があるという事です。














